キッチン

土鍋でご飯を炊いてみよう!美味しく炊けるご飯鍋の選び方

ご飯鍋

一見炊くのが面倒臭そうに見える土鍋ご飯ですが、やってみると意外と簡単!

普通の土鍋でやると最初は上手くいかないこともありますが、すぐに上手にできるようになります。

ましてご飯専用のご飯鍋なら、専用機ですから、誰でも失敗せずに作れるようになっているのです。

そんなわけで、電気炊飯器から乗り換える人も多いんですよ~。

そこで、ご飯鍋の選び方と、おすすめの選りすぐりご飯鍋をご紹介します!

ご飯鍋だとなぜおいしい?

ご飯鍋
土鍋は熱伝導が悪いので「熱しにくく冷めにくい」のですが、実はこの性質が美味しいご飯が炊けるポイントです。

お米が美味しくなるのは、酵素の働きによりデンプンが糖(甘み)に分解されるから。

この酵素の働きが活発になるのが40-60℃の温度で、土鍋がゆっくりと加熱していくことで、お米がその温度帯でいられる時間が長くとれるのです。

さらに土鍋は、火を止めた後も熱が下がりにくいですよね。

そのおかげで、火を止めて蒸らしている間にもジワジワと熱が入って、余分な水分を飛ばし、米をふっくらと立った状態で、美味しく炊き上げるのです。

普通の土鍋でもご飯は炊けます!

土鍋ご飯
土鍋ご飯は、専用のご飯鍋でなくても、鍋料理用の普通の土鍋でもふっくらおいしいご飯が炊けるんです。

普通の土鍋での炊き方はこちらのサイトが詳しいです。
白ご飯.com

でも、普通の土鍋よりも簡単に美味しく炊けるのがご飯炊き専用土鍋の【ご飯鍋】

背が高くて吹きこぼれにくかったり、中が二重蓋になっていて、さらに圧力をかけて美味しく炊き上がるように工夫されていたりと、鍋料理用の土鍋に比べてかなり炊きやすくなっています。

せっかく土鍋でご飯を炊くなら、専用機で美味しさを極めるのも良いのではないでしょうか?

 

ご飯鍋の選び方

ひとくちに専用のご飯鍋といっても、種類がさまざまなので、自分にピッタリのご飯鍋を選ぶときは、その商品の「材質」「サイズ」「熱源」をしっかりチェックしておく必要があります。

材質から選ぶ

ご飯鍋の材質は大きく分けて2つ。
「土鍋(陶磁器)」と「アルミ合金」があります。

・土鍋タイプ
土鍋
ご飯鍋のなかでも一番人気が土鍋タイプ。
底面に丸みがあり、肉厚になっているので、水とお米の対流がよく、全体に熱がジンワリと伝わります。

そのため、炊き上がりは最高ランクのふっくらツヤツヤ感が手に入ります。

・アルミ合金/ステンレスタイプ
アルミ鍋
土鍋よりも軽くて、落としても割れない・欠けない扱いやすさが人気です。

熱伝導が良いので、鍋全体が熱せられ、炊きムラがなく炊き上がります。

でも、温度の上がり下がりが土鍋よりも速いため、お米の甘み成分・うま味成分を引き出す時間が短いので、土鍋より少し味が劣るかもしれません。

サイズを選ぶ

一度に何合炊くことが多いのか?で、サイズを決めましょう。

大きい土鍋で少ない量を炊くと、内部で対流が起きにくく、美味しく炊けないのです。

しかも、大きいと重いし置き場所も取りますので、「普段使うのにちょうどいいサイズ」をおすすめします。

1人暮らしなら1合、2人なら2合、4人家族なら3合が炊ける程度が目安でしょうかね。

熱源をチェック

直火の土鍋
土鍋タイプのご飯鍋は直火専用がほとんどなので、自宅がIHの人は、IH対応しているものを選ぶか、土鍋と一緒にカセットコンロを用意しておくと良いです。

また、味は少し落ちますが、電子レンジのみで炊けるタイプもあるので、手軽さ重視の人は試してみる価値ありです。

ご自身のライフスタイルに合ったアイテムを選んでくださいね。

 

おすすめのご飯鍋

和平フレイズ 炊飯土鍋 ご飯 おもてなし和食 OR-7110


土鍋タイプで人気があるのがこの【おもてなし和食】です。

低価格ながらも二重蓋の圧力でご飯を美味しく炊き上げる炊飯土鍋です。
ガス火炊飯がおすすめですが、なんと電子レンジでもごはんが美味しく炊けてしまうのが人気のヒミツ。

最初の1台として試してみたい人におすすめ。

長谷園 ご飯鍋 かまどさん 三合炊 NCT-01


本格的な土鍋タイプのご飯鍋が、長谷園の【かまどさん】です。

メーカーが3年の歳月をかけて完成させた逸品だけに、火加減の簡単さ、失敗の少なさと炊き上がりの美味しさは折り紙付き。

また、白ご飯だけでなく、炊き込みご飯、煮物、スープ、蒸し物など、色々な料理にも使えるのもすごい。

ティファール ご飯鍋 3合炊き E22195


アルミ合金製で軽く、見た目も素敵なティファールのご飯鍋。

底面に丸みを持たせて、ムラなく炊き上げられる形状になっているので、失敗が少ない。

ティファールお得意のフッ素コーティングで内部にお米がこびりつきにくいため、洗う時のストレスがありません。

ご飯の美味しさは土鍋にはかないませんが、軽くて洗いやすいのがウリです。

IH 100V-200Vにも対応しています。

HARIO ご飯釜 雪平 IH対応 1~3合用 GIS-200


本体は肉厚で鍋底が少し丸みがついているので、炊きムラがなく、ふっくらおいしく炊き上がるように工夫されています。

また、火加減調整が不要(簡単)なのも嬉しいポイント。
強火で10分ほどするとフタ上部についている笛が蒸気でピーッと鳴り、そこから1分で火を止める。そのまま15分蒸らせば完成です。

ハリオのご飯鍋は何種類か発売されているのですが、このGIS-200は、IH 100V-200Vにも対応しています。

 

美味しく炊けるご飯鍋 まとめ

ご飯鍋は、やってみると意外と簡単。

難点と言えば、(タイマーがないので)炊飯予約ができないこと、土鍋タイプだとこびりつきがあって、少し洗うのが面倒なことくらい。

でも、電気の炊飯器よりも格段に美味しいお米が炊けることを考えれば、それくらい我慢できるってものじゃないでしょうか。
土鍋ご飯は冷めても美味しいですし。

土鍋ご飯、ぜひチャレンジしてみてください。
ひと味違うのが実感できますよ~。

 

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