マンションのベランダでもグリーンカーテンを作りたいけど、どうするのが良いのか分からない!
制約もいろいろありますが、工夫すればネットを張ることができます。
マンションでできるグリーンカーテンをいくつかご紹介しますので、お好みのものを選んでくださいね。
グリーンカーテン 突っ張り式ネット
マンションベランダで、簡単かつしっかりと固定できるのがこの突っ張り式のネット アイリスオーヤマ「GCT-275」。
サッシ(窓)に固定して取り付けるタイプだと、窓とネットとの隙間が小さく、ベランダへの出入りがちょっと面倒になります。
そこで、窓から離れた位置=手すり寄りにも設置できるのが突っ張りタイプ。
壁に釘やネジを打ち込む必要がないので、賃貸マンションでも利用できます。
アイリスオーヤマの「GCT-275」は、対応できる高さ範囲が210cm~275cmで、ほとんどのマンションベランダに取り付けOK。
支柱の設置幅(横幅)は70cm~120cmの範囲でできるので、床面や天井面の状態に合わせて立てる場所の調整もできます。
しかも、突っ張り面にバネが入っているので、天井・床面に押し付ける力が強く、かなり強力に固定できますから、一番心配な支柱の落下が防げます。
ネット(幅90×高さ180cm)も付属。
ちょうどプランター1つ分の幅ですね。
支柱とネットのセットなので、プランター・土は別に用意する必要があります。
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グリーンカーテン ワゴンタイプネット
・突っ張り棒が設置できない
・突っ張り棒の高さが合わない
・ベランダに壁があってプランターに日が当たらない
などの問題がある場合は、このワゴンタイプが便利かも。
プランターを置く台の高さを14cm~50cmの範囲で調整でき、高さは1.4m~2.4mで調整できます。
横幅も80cmと比較的コンパクトで、キャスターで動かすこともできるので、狭いベランダにも設置しやすいですよね。
でもキャスターがあるので、強風で転がっていかないように、ちょっと固定しておかないといけませんね。
この商品を2台設置するとこんな感じ。
1間の窓なら2台でちょうど良く、高さも十分あり、日差しを遮ってくれそうです。
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面倒な場合はフェイクのグリーンカーテン
山善(YAMAZEN) グリーンフェンス リーフラティス(約100×200cm)
ゴーヤや朝顔など、本物の植物でグリーンカーテンを作ると、水やりや土、葉の管理などが必要。秋になれば枯れるので取り除かないといけません。
本物はキレイなんですが、面倒だし、冬や春は何もないわけです。
それなら、人工のフェイクグリーンフェンスで対応するのも便利。
先ほどご紹介した支柱に、このグリーンフェンスを取り付ければ、手入れ不要で、1年中日差しや視線を遮ってくれます。
支柱を使わなくても、こんな感じの設置もOKなのが、フェイクグリーンのいいところ。
商品にはネットしか入っていませんので、単独で使う場合は、ナイロン結束バンドのような固定するものが別途必要になります。
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支柱以外にグリーンカーテンに必要なもの
- プランター
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窓半間=約90cmを覆うのには幅70㎝、深さ30㎝程度のプランターを1つ用意して、そこに苗2つ植えます。苗の間隔は十分に開けましょう。
このプランターなら、33L容量になります。
- 鉢底石
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水はけをよくするため、プランターには土を入れる前に石を2,3cm程度の厚みで敷き詰めます。
今後、土を入れ替える時などに石と土が混ざると仕分けが大変なことになるので、土との境目にネットを入れたり、この商品のように、ネットに入った石のほうがあとあと便利です。
- 培養土
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最初から元肥が入っているので、面倒な肥料の混合が不要。簡単に、上手に育てる事ができます。
土はプランター最上部から下に2,3cm程度のところまで満たします。
25L入りが1袋あれば、70cmのプランターに鉢底石と合わせてちょうど良いくらいの量になります。
最後に注意点を
マンションは集合住宅ですので、規約を守ること、上下左右のお宅に配慮することが大切です。
- 避難口や隣との隔て戸を塞がない。
- 高層階なら、強風対策をしっかり行う。
- 枯れそうな葉は早めに摘み取る。
- 手すりギリギリに設置すると、葉や水が階下に落ちる可能性があるので、少し手前に設置する。
- 排水溝が土などで汚れやすくなるので、こまめに掃除する。
- 肥料や農薬のニオイに注意する。
マンションでのグリーンカーテン まとめ
マンションでもグリーンカーテンができるセットをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
突っ張りタイプなら、簡単・安全にグリーンカーテンが設置できそうですね。
見た目にも涼しげですし、実際、夏場の節電対策にもなりますから、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?